9月11日の夕方、6日から参加してくれた石井龍太君の網取最終日ということで、日中には他の初参加の諸君への案内も兼ねて、メブシの墓ほか旧網取村をとりまく諸施設の見学会をおこないました。
最上段の写真はメブシ裏の丘陵からみた網取一帯の景観です。画面中央が集落域で、白い建物は昨年の台風で屋根の飛んだ屋外倉庫です。手前が水田域ですが、既に鬱そうとした灌木で覆われ、山際にはアダンが蔓延っています。2段目の写真がアダンの林の中でのショットです。
さて、本題は夕刻に行われた送別会の料理です。折から夕方には崎原さんがミジュンを差し入れてくださり、その量は18名全員が満足できるだけの充分なものでしたので、皆で刺身と唐揚げに舌鼓を打ちました。またオオタニワタリの新芽については作業の合間に皆で摘んで唐揚げに仕立て上げました。どちらも網取産の海と山の幸。真に美味です。
当の石井君は翌朝浦内のセンターで河野裕美先生に研究の現状と展望を報告することになっていました。ですから宴会で盛り上がる私たち他の調査団の面々を尻目に、当の主賓はプレゼンの準備と思考の整理に余念がなかったようです。要するに酔えなかったというところです。その意味は愛媛の田崎さんや北海道のN谷君なら重々ご承知のはず。
明けて12日朝9時、石井君は池田さんの用船で白浜に向かいました。集合写真は水汲み場と桟橋にて。水の運搬要員として男子学生は朝8時30分から出払っていましたので、そこで、ということになりました。アップするのは桟橋でのショット。彼はG地区(アルシケーヤ地区)を担当して学生たちを指導してくれましたので、G地区担当の面々との集合写真です。船が出る際には海洋学部生の真似をして、1年のI浪君が桟橋から飛び込んでくれました。石井君お疲れ様でした。