今年初めての積雪
このようなことを書くと北国の方々には怒られてしまいそうですが、今年、丹沢山麓にも初めて雪が積もりました。といっても降雪自体は何度目かで、今朝積もったのもわずか5cm程度ですが、今回は朝になっても溶けることがなく、ようやく一面の雪景色となりました。...
View Article吉留秀敏さんの訃報
本日3月5日、吉留秀敏さんが亡くなられたとの訃報がもたらされました。 出張からの帰路、小田原に着いて携帯を見れば不在着信の山と留守電アリの表示。発信者の方々のお名前をみて悪い予感はしたのですが、やはりそうでした。動揺して言葉もなく、その後自宅までの記憶がはっきりしません。 先週、無理をしてでもお見舞いにいくべきだったと後悔しています。これまで本当にお世話になったことへの御礼をしたかった。...
View Article吉留秀敏さんとのお別れ
去る3月6日にあった吉留さんの御通夜と、翌7日に執り行われた葬儀に参列してきました。比較的時間をかけてお別れができたように思います。 亡骸との対面というのはもちろん辛いものですが、どうしようもなく気持ちは急かされて、つい言葉をおかけしてしまうし、感情を制御できない自分に狼狽してしまいます。しかしそのような機会を逃したとすれば、強い後悔の念が残っただろうとも思います。...
View Article発掘調査が証す歴史津波の実態
昨日16日は、青山学院大学で開催された沖縄防災環境学会シンポジウム「発掘調査が証す歴史津波の実態」に行ってきました。明和大津波による災害痕跡の実態把握を目指す、考古学と防災科学の共同研究会でした。...
View Articleわたべ淳著『遺跡の人』
本日大学に出向いてみれば、西川修一さんからの郵便物が届いており、開いてみると本書が入っていました。秋に講演をお願いしたときから、彼が気にして探していた、という2008年に双葉社から刊行された話題の漫画です。...
View Article2012年度大学院学位授与式
本日24日は、本学の大学院学位授与式でした。今年の文学研究科博士前期課程の総代は葉山茂英さんだったこともあり、私も初めて本体の式に参列してきました。...
View Article2012年度の卒業式
本日25日は、今年度秋学期の卒業式でした。満開の桜を窓の外に映しながら、考古学専攻からは23名の卒業生を社会に送り出すことができました。 毎年恒例ですが、全体の式を体育館で終えた後に14号館に移動して、各学科・専攻ごとに証書の授与式となりました。...
View Article六本木と二重橋前
表題は本日立ち寄った地下鉄の駅名です。娘も帰ってきたことだし、と、本日は一家3人で上京し、森美術館の展示と三菱1号館美術館の展示を鑑賞してきました。 最初に見ることになったのは「会田誠...
View Article1年間のサバティカル
「サバティカルとは、使途に制限がない職務を離れた長期休暇のことで、長期間勤続者に対して付与され、少なくとも1ヵ月以上、長い場合は1年間となることもある。6日間働いた後、7日目は安息日とする旧約聖書のラテン語"sabbaticus" (安息日)に由来する。」とWikipediaでは解説されていました。...
View Article2013年度の新入生
本日の午前中に、今年の新入生との顔合わせとガイダンスを行いました。我が考古学専攻は今年、なんと37名の新入生を迎えることになりました。定員を7名オーバーしていますので、嬉しい悲鳴です。...
View Article霞ヶ浦探訪
先週、妻と二人で茨城県の水戸、石岡、そして霞ヶ浦沿岸をドライブしてきました。同じ関東にあっても茨城県は遠く、水戸光圀ゆかりの地を実際に歩いてみたいとの思いをかなえるためと、これまで地図を通してでしか分かっていなかった古墳・遺跡や神社などの宗教施設の場所を確認することが目的でした。...
View Article2013年度の考古学研究会総会・研究集会
去る4月20日と21日に岡山大学で開催された表記の学会、例年どおり参加してきました。総会では、会員減が止まらない状況への打開策として、大幅な緊縮財政を打ち出すことが提案されました。一時は5000人を越えた会員数も、今は3000人台半ば。毎年100名以上の減がつづいています。こうした危機感を前に議論は予想以上に白熱し、会場はのっけから緊張感に包まれました。...
View Articleさんざんな「話題作」
先にアップした考古学研究会総会の初日に行われた懇親会の席上、幾人かの方から、私の近著「東の山と西の古墳」に対するコメントを頂戴しました。それが散々な“評判”でした。悪評に包まれている、といった方が正確なところのようです。...
View Article関東でのガラス関連資料調査
記事のアップが前後しましたが、先週末の18日には、大賀克彦君と奈文研の田村朋美さんが東海大学を訪問されました。古代エジプト関連の本学所蔵となった鈴木コレクション、古代ガラスの下見調査です。...
View Article権現山51号墳の「形態不明貝製品」
考古学研究会からの帰り道、奈良に寄り道をして、奈文研に保管されている兵庫県旧御津町(現たつの市)権現山51号墳の貝製品を再び見せていただきました。20年以上の時を隔てた再会です。写真に示したとおり、本例はゴホウラの腹面貝輪と判断して間違いないことが改めて確認できました。ようやく結論に達し、胸をなでおろしています。...
View Article中年夫婦の考古学談義
昨日、1階の居間で妻が私のブログ記事を覗いているのを見つけました。聞けば、妻の職場でも話題になっていたからだとのこと。そこで、この場面から後の夫婦の会話を再現してみます。ただし論文の投稿にいたるまでの間に折りに触れて交わした会話の内容についても、適宜組み込み加工しました。...
View Article倉敷考古館再訪
ほぼ10年ぶりとなります。先週の金曜日には倉敷考古館に日帰りで出向き、備前市の鶴山丸山古墳出土の石製品実測をしてきました。旭川の瀬川さんからは「まるで水戸黄門漫遊記のようだ」と揶揄されていますが、今回は当初予定に沿った研究目的です。...
View Article伊豆半島の西岸部めぐり
昨日まで一泊二日の旅程を組んで、妻と伊豆半島にでかけてきました。幸い好天にも恵まれて良いドライブ小旅行となりました。我が家なりのディスカバー東海です。 一日目は三島大社参拝から始まり、三島の街路を散策したのち、松崎町雲見温泉までを中伊豆経由でドライブしました。...
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